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nahoko75

イギリスで老後を過ごす事が不安な理由

イギリスで老後を過ごす事が不安な理由(私も含め)

どうにかならないでしょうか?


① 言葉の問題

やっぱりこれ。何年住んでもやっぱり母国語が一番楽。

将来健康面で問題が出てきて、母国語以外で繊細な症状や経過のコミュニケーションがとれるかが不安。

認知症などによって、英語が出てこなくなるかもしれない。



ただ知っていて欲しい事は、イギリスのNHSでは本人が望めば、ご本人の負担額なしで医療通訳サービスを受けられるという事。

もし不安であれば通訳を依頼して下さい。

個人的には、現在高度なAI技術を駆使したポケトークなど高性能のポケット通訳機が10年後にはもっと手軽にさらに性能が高くなって、さらに自然になり、言葉の壁を乗り越えてくれるのではないかと思っています。

普段の生活の中でも日本語を話せるように、ご家族だけではなく近くに住む日本人コミュニティーも大事にしていきたいですね。


② 食事の問題

年をとるにつれて脂っこい物が苦手になってきて、和食が恋しくなってきますよね。

ちなみに私の夫は日本食をあまり好まないイギリス人なので、今から心配です。。。

だけど楽観的に考えるようにはしています。

というのも、私が渡英した頃(16年前)に比べて、遥かに日本食が手に入りやすくなっているから。

私が来た頃は日本米に近いのはライスプディング用の米だという事でライスプディング用のお米でいつも代用していたんですが、今ではゆめにしきがOcadoで買えます。Sainsbury’sでNishikiも買えます。

オンラインの冷凍日本食デリバリーWasoさんのようなイギリス全国に日本食を届けてくれる会社も出て来ているので、この調子でいつか食事の問題も解決!!してくれるように願ってやみません。


③ ケアや医療の質の問題

はっきり言って、サービス面ではおもてなしの国、日本には敵いません。

日本のレベルを求めるとがっかりするとは思いますが、私は基本的にイギリスのサービス、そこまで悪くないと思っています。

むしろ適度ないい加減さが心地いい。。。

医療面ではイギリス政府が運営するNHS(National Health Service)がベースにある訳ですが、確かに常に混雑状態にあったり、待ち時間が長かったりします。

プライベートの病院もあるけれど、集中治療や緊急性が高いケースをプライベート医療でカバーするのは難しかったり、その為の設備がなかったりして、結局NHSに回って来て、治療が終わったらまたプライベート病院に搬入というケースも多いです。

でもそういう点を分かっているかどうかで、イギリスでの医療やケアの受け取り方が違ってくるかもしれませんね。





Wabi-Sabiではコンサルタントサービスを提供しております。

日本とイギリスで20年以上医療、介護に携わってきた経験を活かして、ご相談に乗ります。

お気軽にご相談下さい。




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